November 7th, 2024
この度、PixiJS用Spineランタイムをバージョン 8 にアップグレードしました!
PixiJSは、WebGL ベースのレンダリングライブラリとして長年にわたって最も広く使用されているライブラリの 1 つであり、その高速かつ柔軟なレンダラーによって数え切れないほどの Web ゲームやアプリケーションで利用されています。PixiJSは、Spineユーザー、特にHTML5ゲーム開発者にとって最良の選択です。
当社の最初のPixiJS用公式ランタイムはPixiJS v7用でした。ランタイムを公式なものにすることで、ユーザーをよりよくサポートし、最新の機能を確実に利用できるようにしたいと考えていました。
一方、PixiJSチームは、10年近くにわたって独自の pixi-spine
ランタイムを開発し、保守してきました。そのため、PixiJS v8では、PixiJSの開発者であるMat GrovesおよびPixiJSチームと協力しました。その結果、spine-pixi-v8
ランタイムが完成し、当社によって公式にサポートされつつPixiJSチームも必要に応じて利用できるようになりました。
このように我々が力を合わせることで、PixiJSユーザーにとって素晴らしいSpine体験が保証されます!私たちは、Spineエディターのリリースと同期して、タイムリーなアップデートとバグ修正を提供することをお約束します。そしてこのコラボレーションによりMatおよびPixiJSチームの作業負担を軽減し、PixiJSそのものにより集中できるようにします。
PixiJS のパワーにより、spine-pixi-v8
はWebGPUによるハードウェアアクセラレーションを活用する最初のspine-tsランタイムになります!以下は、WebGPUレンダラーを使用した最小限の例です:
spine-pixi-v7
と spine-pixi-v8
はほとんど同じインターフェイスを共有しているので、両方に同じドキュメントを使用することができます。詳しくは spine-pixiドキュメント および コード例を参照してください。PixiJS v7のサンプルは全て移植されているので、フィールドとメソッドは同じままであることがよくわかると思います。
もし使用する上でサポートが必要な場合は、フォーラムで新しいスレッドを開いてください。バグを見つけたり、ランタイムの改善を提案したい場合は、どうぞ気軽にGitHub上でissueを開いたり、PRを送ってください。
このブログ記事についての話題はフォーラムで話しましょう!
September 16th, 2024
新しく spine-android
ランタイムをリリースしました!
この新しいランタイムを使えば、Java と Kotlinのどちらを使用しているかどうかに関わらず、SpineアニメーションをAndroidアプリに簡単に統合できます。 spine-android
は、当社のリファレンスランタイムであるspine-libgdxの上に構築されています。
Spine Runtimes APIのコア部分は、spine-libgdxランタイムと同様に、慣用的なJavaとして公開されています。また、コアAPIの上に、SpineView
のようなAndroid固有のクラスを作成しました。Jetpack Composeとの統合も簡単です。
spine-android
は定期的にMaven Centralにリリースされており、Gradle経由で依存関係として簡単に追加できます。
さらに詳しく知りたい方は、spine-androidのドキュメントとサンプルプロジェクトをご覧ください。
このリリースに関する話題はフォーラムで話しましょう!
August 5th, 2024
新しく spine-haxe
ランタイムをリリースしました!
spine-haxe
を使えば、StarlingやOpenFLを使ってSpineアニメーションをレンダリングできます。HaxeとOpenFL を組み合わせることで、HTML5 アプリケーションや、デスクトップとモバイルの両プラットフォーム向けのネイティブ アプリケーションなど、幅広いターゲット向けのアプリケーションを作成できるようになります。
spine-haxe
ランタイムは依存関係ゼロのコア・モジュールを備えており、他のフレームワーク用のHaxeランタイムを開発するための優れた基盤となっています。実際、当社はすでにHaxeFlixel用の物も制作中です。
まずは spine-haxe
のドキュメントをご覧ください。また、このリリースに関する話題はぜひフォーラムで話しましょう!
July 25th, 2024
新しく spine-pixi
ランタイムをリリースしました!
PixiJSは、WebGL ベースのレンダリングライブラリとして長年にわたって最も広く使用されているライブラリの 1 つであり、その高速で柔軟なレンダラーによって数え切れないほどの Web ゲームやアプリケーションに力を与えています。
spine-pixi
は当社のTypeScriptランタイムである spine-core
の上に構築されています。spine-pixi
はSpineのすべての機能をサポートしており、さらに PixiJS オブジェクトをスロットにシームレスに追加する機能も提供し、クリッピングアタッチメントや透明度にも対応しています。また、スロット内に他の Spine スケルトンを埋め込むこともでき、プロジェクトに大きな柔軟性と創造性を提供します。
PixiJS は最近バージョン 8 をリリースし、WebGPU のサポートと大幅な内部リファクタリングを導入しましたが、残念ながらこのバージョンについては spine-pixi
はまだ対応していません。ただし近日中に対応する予定です。v8 サポートが利用可能になった時に通知を受け取りたい方は、GitHub トラッカーでこのissueを購読してください。
利用するには、まず spine-pixi
のドキュメントをご覧ください。また、このリリースに関する話題はフォーラムで話しましょう!