Spine v4: カーブエディタが出来ました!

October 10th, 2020

ついにSpine v4-betaの配信を開始しました! これは今までで最大のリリースであり、たくさんのエキサイティングな変更点があります。Spine v4はより速く、よりきれいになりましたが、最も重要な変更点は、カーブエディタが追加されたことです!

こちらを試すには、ご自身の Spineライセンスページから最新のSpineランチャーをダウンロードおよびインストールしてください。新しいランチャーを使えば、v4-Beta版や1.7から3.8までの旧バージョンのSpineを実行することができます。

また、Beta版はSpineトライアル版を使って試すこともできます。

新しくなった点

以下のハイライトをチェックするか、より詳細な変更内容については 変更履歴よりご確認ください。

グラフ

v4の主な新しい特徴は、アニメーション全体の値を表示するために、グラフビューが完全に一新されたことです。新しいグラフは非常に強力で、値がアニメーションの時間の経過とともにどのように変化するかを簡単にコントロールすることができます。

ただし、私たちはまだグラフについて多くの改善点に取り組んでいますのであらかじめご了承ください。特に、グラフにはまだ選択機能が無かったり、XとYを別々にキー入力できないのを改善できれば素晴らしいかと思います。心配しないでください、これらの点やその他の改善点はすぐに追加されます。今は、基本的なグラフ機能をあなたの手に持ってくることが最も重要だと考えています。

グラフが完成したら適切なドキュメントを用意しますが、それまではグラフの使い方をすぐに理解できる動画をご紹介します:

動画を見るよりもテキストを読みたい場合は、 こちらをクリックしてください

64ビット対応

Spineはすべてのプラットフォームで64ビットになり、利用可能なすべてのRAMにアクセスできるようになりました。メモリ不足によるエラーはもはや過去のものとなり、さらに高速に動作します。

高解像度対応

Spineが高解像度ディスプレイでも綺麗に見えるようになりました インターフェーススケール>100%(通常は200%)に設定すると高解像度のグラフィックが使用されます。上の画像をクリックするとフルサイズで見ることができます。

カラーマネジメント

カラーマネジメントを有効にすると、モニターのICCプロファイルを使用して、例えば高機能な広色域ディスプレイなどで正しい色を表示することができます。

リニア/ガンマワークフロー

Spineのブレンドにガンマ色空間とリニア色空間のどちらを使用するかを選択できるようになりました。これは、ゲームでリニアブレンディングを使用する場合に重要なことで、Spineで表示されるものがゲームでのレンダリングと一致するようにできます。

新しくなったランチャー

v4ランチャーには改善点が満載です。エディタを起動する前にバージョンと言語を選択できるようになりました。新しいサーバー/CDNインフラストラクチャを使用し、あなたのロケーションと接続に最適なサーバーを選択します。また、問題がある場合は他のサーバーを試してみて、エラーをうまく処理します。それに、見た目がとってもクールです!

結論

上記の他にも、もっと小さな改善をたくさんしており、その他の点については変更履歴にリスト化されています。Spine v4はより効率的で、約2倍の速さで動作し、Spineを使うことが楽しくなるような細かい部分にも特別な注意が払われています。

私たちはBeta期間中、機能の追加とグラフの改善を続けていきます。私たちは、あなたがこれらの新機能をお楽しみいただけること、そしてSpineが進化の大きな一歩を踏み出すのを見て、私たちと同じようにワクワクしていただけることを願っています。

こちらの記事についてSpineフォーラムで話し合いましょう。