エクスポート

Spineは単独イメージ、連続イメージ、ビデオ、JSONまたはバイナリデータをエクスポートします。

「エクスポート」ダイアログを開くには、「ctrl+E」(Macの場合「cmd+E」)を押さえるか、Spineの左上でSpineロゴをクリックし、メニューから「エクスポート」を選択します。

JSON

Spineは全てのスケルトンデータをJSON形式でエクスポートできます。このデータはSpineランタイムにより読み込まれ、Spine内での表示と同じようにご使用のアプリケーションで表示されます。

JSONはバイナリに比較して幾つか有利な点があります。Spineエクスポート形式が変更されても、ほとんどは以前にエクスポートされたJSONデータを無効にしません。JSONは人間が読める形式で、コードによるパースが容易です。JSONデータの欠点は容量が大きく、データのパースが遅いことです。

エクスポートされたJSONデータに関する詳しい情報はJSON形式をご覧ください。

  • 「出力」フォルダ プロジェクトの各スケルトンのJSONファイルは、このフォルダに作成されます。ファイル名はスケルトン名を使用します。
  • 「拡張子」 JSONファイルはこのファイル拡張子を使用します。
  • 「形式」 Spineは少々小さめで、簡単に読め、より容易に編集できるJSONに類似した形式に書き込むことができます。
    • 「JSON」 標準JSON
    • 「JavaScript」 JSONのような形式ですが、名前は必要な時だけ使用されます。出力は有効なJavaScriptです。
    • 「Minimal」 JSONのような形式ですが、名前と値は「rnt」と「スペース」を含まない時だけ使用されます。また「/{}[]:,"」で名前を始めることはできず、名前に「:」を含むことはできません。値は「}],」を含むことはできません。この形式はlibgdxのような柔軟なJSONパーサーが必要です。
  • 「非必須データ」 これがチェックされると、スケルトンをレンダリングする必要のない追加データがJSONに含まれます。これによりファイルの容量が多少増えます。このデータはJSONがSpineに再インポートされる時必要なデータです。詳しい情報については、インポートをご覧ください。
  • 「きれいなプリント」 これがチェックされると、JSONはきれいにフォーマットされ、人間が容易に読めるようになります。これによりファイルの容量が多少増えます。
  • 「アトラス作成」 これがチェックされると、スケルトンにより使用されるイメージがテクスチャアトラスにパックされます。便利ですがテクスチャパッカーを個別に実行すると、パッキングにもっと制御が必要になります。詳しい情報についてはテクスチャパッキングをご覧ください。

バイナリ

Spineは全てのスケルトンデータをバイナリとしてエクスポートできます。このデータはSpineランタイムにより読み込まれ、Spineでの表示と同じようにご使用のアプリケーションで表示されます。

バイナリはJSONと比較して幾つか有利な点があります。人間に読める形式ではありませんが。容量が小さくコードによるパースが迅速です。欠点はSpineエクスポート形式が変更されると以前にエクスポートされたバイナリデータを無効にするため、再度エクスポートする必要があります。

エクスポートされたバイナリデータに関する詳しい情報については、バイナリ形式をご覧ください。

  • 「出力フォルダ」 プロジェクトの各スケルトンのバイナリファイルは、このフォルダに作成されます。ファイル名はスケルトン名を使用します。
  • 「拡張子」 バイナリファイルはこのファイル拡張子を使用します。
  • 「非必須データ」 これがチェックされると、スケルトンをレンダリングする必要のない追加データがバイナリデータに含まれます。これによりファイルの容量が多少増えます。このデータはバイナリデータがSpineに再インポートされる時必要なデータです。詳しい情報については、インポートをご覧ください。
  • 「アトラス作成」 これがチェックされると、スケルトンにより使用されるイメージがテクスチャアトラスにパックされます。便利ですが、テクスチャパッカーを個別に実行すると、パッキングにもっと制御が必要になります。詳しい情報についてはテクスチャパッキングをご覧ください。

GIF

Spineはアニメ化されたGIFをエクスポートするため、インターネット上で簡単にシェアできます。GIFは256カラーのみのイメージ形式で半透明をサポートしないため、色品質が失われることがあります。

  • 「タイプ」 実行するエクスポートタイプ。
    • 「連続」 現在のアニメーションはアニメ化されたGIFとしてエクスポートされます。
    • 「フレーム」 現在のスケルトンポーズは静止のGIFとしてエクスポートされます。
  • 「出力ファイル」 書き込まれるGIFファイル。
  • 「イメージ」 これがチェックされるとスケルトンイメージがレンダリングされます。
  • 「ボーン」 これがチェックされると、スケルトンのボーンがレンダリングされます。 
  • 「背景」 使用する背景カラー。
  • 「透明」 これがチェックされると、完全に透明なピクセルが背景カラーの代わりに透明になります。部分的に透明なピクセルはGIFが 半透明をサポートしないため、背景カラーを使用します。
  • 「品質」 高品質は優れたカラーを生成しますが、エクスポートに時間が掛かります。
  • 「FPS」 GIFアニメーションにおける1秒当たりのフレーム数。
  • 「リピート」 GIFアニメーションのリピート数。永久にリピートするには0を指定します。

JPEG

SpineはJPEGイメージをエクスポートすることができます。JPEGは透明性をサポートしない損失の多いイメージ形式です。このため品質が損なわれることがあります。

  • 「タイプ」 実行するエクスポートタイプ。
    • 「連続」 指定されたアニメーションはそれぞれ多数のJPEGファイルとしてエクスポートされます。
    • 「フレーム」 現在のスケルトンポーズは単一のJPEGとしてエクスポートされます。
  • 「アニメーション」 現在のアニメーションのみ、または全てのアニメーションを1度にエクスポートします。
  • 「スキン」 現在のスキンのみ、または全てのスキンを1度にエクスポートします。
  • 「出力フォルダ」 JPEGファイルを書き込むフォルダ。 
  • 「イメージ」 これがチェックされるとスケルトンイメージがレンダリングされます。
  • 「ボーン」 これがチェックされると、スケルトンのボーンがレンダリングされます。
  • 「背景」 使用する背景カラー。
  • 「品質」 高品質は優れたカラーを生成しますが、ファイルサイズが大きくなります。
  • 「FPS」 JPEG連続における1秒当たりのフレーム数。
  • 「アトラス作成」 これがチェックされると、エクスポートされたイメージがテクスチャアトラスにパックされます。便利ですが、テクスチャパッカーを個別に実行すると、パッキングにもっと制御が必要になります。詳しい情報についてはテクスチャパッキングをご覧ください。

PNG

SpineはPNGイメージをエクスポートすることができます。PNGはロスレスイメージ形式で透明性をサポートします。品質に損失がありません。

  • 「タイプ」 実行するエクスポートタイプ。
    • 「連続」 指定されたアニメーションはそれぞれ多数のPNGファイルとしてエクスポートされます。
    • 「フレーム」 現在のスケルトンポーズは単一のPNGとしてエクスポートされます。
  • 「アニメーション」 現在のアニメーションのみ、または全てのアニメーションを1度にエクスポートします。
  • 「スキン」 現在のスキンのみ、または全てのスキンを1度にエクスポート します。
  • 「出力フォルダ」 PNGファイルを書き込むフォルダ。 
  • 「イメージ」 これがチェックされるとスケルトンイメージがレンダリングされます。
  • 「ボーン」 これがチェックされると、スケルトンのボーンがレンダリングされます。
  • 「背景」 チェックされると背景カラーが使用されます。チェックされない場合、PNG背景が透明になります。
  • PNG連続における1秒当たりのフレーム数。
  • 「アトラス作成」 これがチェックされると、エクスポートされたイメージがテクスチャアトラスにパックされます。便利ですが、テクスチャパッカーを個別に実行すると、パッキングにもっと制御が必要になります。詳しい情報についてはテクスチャパッキングをご覧ください。

AVI

Spineは現在のアニメーションのAVIビデオファイルをエクスポートすることができます。

  • 「コーデック」 AVIビデオのエンコードに使用されるコーデック。
  • 「出力ファイル」 書き込まれるAVIファイル。 
  • 「イメージ」 これがチェックされるとスケルトンイメージがレンダリングされます。
  • 「ボーン」 これがチェックされると、スケルトンのボーンがレンダリングされます。
  • 「背景」 使用される背景カラー。
  • 「品質」 JPEGベースコーデックの場合、高品質はより良いイメージを生成しますが、ファイルサイズが大きくなります。
  • 「FPS」 AVIビデオにおける1秒当たりのフレーム数。

QuickTime

Spineは現在のアニメーションのQuickTime MOV ビデオファイルをエクスポートすることができます。。

  • 「コーデック」 MOVビデオのエンコードに使用されるコーデック。
  • 「出力ファイル」 書き込まれるMOVァイル。 
  • 「イメージ」 これがチェックされるとスケルトンイメージがレンダリングされます。
  • 「ボーン」 これがチェックされると、スケルトンのボーンがレンダリングされます。
  • 「背景」 使用される背景カラー。
  • 「品質」 JPEGベースコーデックの場合、高品質はより良いイメージを生成しますが、ファイルサイズが大きくなります。
  • 「FPS」 MOVビデオにおける1秒当たりのフレーム数。

コマンドライン

エクスポートとテクスチャパッキングはスクリプトとビルドサーバーとともに使用するためにコマンドラインから実行することができます。この方法で実行する時、Spineが起動し、1つ以上のエクスポートまたはテクスチャパッキングを行い、終了します。

必要条件

SpineとSpine launcherがコマンドラインエクスポートを行うには、2.1.00以降を必要とします。Spine launcherをアップデートするには、Spineを購入した時受け取ったメール内のライセンスリンクを使用してダウンロードし、Spineを再インストールしてください。

JSONとバイナリデータエクスポートとテクスチャパッキングはヘッドレスマシン上で実行できます。イメージまたはビデオをエクスポートするにはウィンドウ環境のオペレーティングシステムまたはOpenGLが必要です。

使用

エクスポートとテクスチャパッキングのコマンドライン:

Export: Spine [-i <project.spine>] [-o <path>] -e <path>
  Pack: Spine -i <path> -o <path> -p <name>

Export:
-i, --input   Path to Spine project file, overrides export settings JSON. 
-o, --output  Path to write export file(s), overrides export settings JSON. 
-e, --export  Path to export settings JSON file. 

Pack:
-i, --input   Path to folder of images to be packed. 
-o, --output  Path to write texture atlas files. 
-p, --pack    Texture atlas name or path to pack settings JSON file. 

Examples:
Spine --export /path/to/export.json
Spine --export "/path/with spaces/to/export.json"
Spine --input /path/to/project.spine --output /path/to/output/
      --export /path/to/export.json
Spine -i /path/to/project.spine -o /path/to/output/ -e /path/to/export.json
Spine -e /path/to/export1.json -e /path/to/export2.json
Spine -i /path/to/images/ -o /path/to/output/ --pack /path/to/pack.json
Spine -i /path/to/images/ -o /path/to/output/ -p /path/to/pack.json
Spine -i /path/to/project1.spine -o /path/to/output/ -e /path/to/export1.json
      -i /path/to/project2.spine -e /path/to/export2.json -i /path/to/images/
      -o /path/to/output/ -p /path/to/pack.json

出力フォルダが存在しない場合。作成されます。最後の例に示されるように複数エクスポートとテクスチャパッキングを指定できます。コマンドラインが失敗すると、Spineはノンゼロエラーコードに戻ります。

エクスポートには入力と出力パスはオプションです。指定する場合、これらはエクスポート設定JSONファイルで指定された入力および/または出力パスを無効にします。入力パスはプロジェクトファイルへのパスです。出力パスは出力設定により、ファイルまたはフォルダです。エクスポート設定JSONファイルは「エクスポート」ダイアログの一番下の「保存」ボタン上をクリックすることで作成されます。

テクスチャパッキングでは入力と出力パスはフォルダパスで必要です。--packまたは-pパラメーターはテクスチャアトラス名は出力ファイルに書き込む時使用されるテクスチャアトラス名か、またはパック設定JSONファイルへのパスです。パック設定JSONファイルは「テクスチャパッカー設定」ダイアログの一番下の「保存」ボタン上でクリックすることで作成されます。ファイル拡張子のないJSON ファイル名はテクスチャアトラス名として使用されます。

テクスチャパッキングが起こると、指定されたパック設定JSONファイルからの設定が使用されます。この代わりにテクスチャアトラス名が指定されると、デフォルト設定が使用されます。これらの設定は入力フォルダにあるいずれかの「pack.json」ファイルの設定により無効にされます。詳しい情報についてはSpineテクスチャパッカー JSON 設定をご覧ください。

ウィンドウズ

Windows用SpineはSpine.exeSpine.comという2つの実行ファイルから構成されます。EXEファイルはGUIアプリケーションで、Spineをコンソールウィンドウなしで起動し、Spineが終了するのを待ちません。COMファイルはコマンドラインアプリケーションで、Spine出力をコンソールウィンドウに送り、Spineが終了するのを待ちます。

いずれの実行ファイルもコマンドラインエクスポートに使用できますが、一般的にはCOMファイルがおすすめです。Spineインストレーションフォルダがシステムパス上、または現在のワーキングディレクトリにある場合、「Spine」を拡張子なしで指定すると常にSpine.comが実行されます。 例:

Spine -e C:\path\to\export.json

Mac

Mac用Spineを使用するコマンドラインエクスポートは、Spine.appを開くのではなく、Spineの実行ファイルディレクトリを起動して行われます。実行ファイルはSpine.app/Contents/MacOs/SpineSpine.appの中にあります。 例:

/Applications/Spine/Spine.app/Contents/MacOs/Spine -e /path/to/export.json

Linux

Linux用Spineを使用するコマンドラインエクスポートはSpine.sh スクリプトを実行して行われます。 例:

./Spine.sh -e /path/to/export.json

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