トランスフォーム・コンストレイント

トランスフォーム・コンストレイントはボーンのワールド座標での回転、トランスレーション、スケールおよび/または傾斜を1本以上の他のボーンにコピーします。これにより多数の高度なリギングをスマートに使用できます。最も単純なものは1本のボーンをアニメ化し、もう1つのボーンもアニメ化することです。また帽子を脱ぐ、武器を抜く、物を投げるなどのボーンの親変更シミュレーションにも使用できます。スケールや傾斜などトランスフォームのサブセットだけ制約することで面白い効果を作ることができます。ボーンは2本のボーン間の距離や任意の割合で自動的に位置づけできます。

トランスフォーム・コンストレイントはSpine Essentialではご利用いただけないことにご注意ください。

設定

トランスフォーム・コンストレイントを使用するには、それ自体のトランスフォームがコピーされるターゲットボーンと制約され、調整されるボーンという少なくとも2本のボーンが必要です。ターゲットボーンは制約ボーンの子孫であってはなりません。トランスフォーム・コンストレイントの使用を開始するには、制約されるボーンを選択し、ツリーの下のプロパティの中で「新規...」をクリックし、「トランスフォーム・コンストレイント」を選択します。その後既存のボーンをターゲットとして選択するか、空白部分をクリックして新しいボーンをターゲットにするために作成します。ボーンはターゲットボーンの上位になければボーン階層のどこにあっても構いません。

オプション

「ローカル」がチェックされると、制約されたボーンのローカルトランスフォームがターゲットボーンに一致するよう変更されます。チェックが外されると、制約されたボーンのワールドトランスフォームがターゲットボーンに一致するよう変更されます。

「相対」がチェックされると、ターゲットボーンのトランスフォームを追加することで、制約されたボーンのトランスフォームが変更されます。このため、トランスフォーム・コンストレイントが適用される前の新しい位置は制約されたボーンの位置に対して相対的です。チェックが外されると、制約されたボーンのワールドトランスフォームがターゲットボーンに一致するよう変更されるため、この場合、トランスフォーム・コンストレイントが適用される前の制約されたボーンの位置は上書きされます。

ミックス

トランスフォーム・コンストレイントのミックススライダーは、コンストレイントによるボーンの影響度をコントロールします。ミックスがゼロの時、ボーン自体のトランスフォームが使用され、トランスフォーム・コンストレイントは影響を及ぼしません。ミックスが100の時、ボーンのトランスフォームはターゲットボーンのトランスフォームに一致するよう調整されます。0~100の間のミックスはボーン自体のトランスフォームとターゲットボーンのトランスフォームの間でトランスフォームが行われます。

「リンクスライダー」がチェックされると、全てのミックススライダーが同じ値になります。

オフセット

オフセットスライダーの値はターゲットボーンのトランスフォーム値に追加されます。例えば、90度の回転オフセットはトランスフォーム・コンストレイントが適用される時、ターゲットボーンの回転に90度を追加します。オフセットスライダーがなければ他のボーンが必要になるため、便利な機能です。

マッチ

「マッチ」ボタンはオフセットスライダーを最初に制約されたボーンのトランスフォームに一致するよう設定します。最初に制約されたボーンのトランスフォームを好きなように操作するには、各スライダーを手動で調整するより、このような標準ツールを使用する方が簡単です。その後、スライダーをそのオフセットに設定するために「マッチ」をクリックします。

キーイング

アニメ化モードでミックススライダーを変更すると、トランスフォーム・コンストレイントの横のキーアイコンがオレンジ色に変わります。キーアイコンをクリックするとミックス用のキーが設定されますが、これらは常に一緒にキーが作成されます。

ミックスのキーイングはアニメーション中のトランスフォーム・コンストレイントを有効または無効にするために使用できます。グラフを使用してトランスフォーム・コンストレイントのキーに曲線を適用し、ミックス遷移の速度をカスタマイズすることができます。

ビデオ

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