ドープシートビュー

「ドープシート」ビューはアニメーションのキーフレームのタイミングを表示し、編集を可能にします。アニメーションは反復のプロセスです。ド―プシートはアニメーションを改良する強力なツールを提供します。

トランスポート制御

左から右へ:

  1. アニメーションの開始にジャンプ。
  2. 前のキーにジャンプ。
  3. 逆再生(すでに再生中の場合は停止)。
  4. 再生(すでに再生中の場合は停止)。
  5. 次のキーへジャンプ。
  6. アニメーションの終了にジャンプ
  7. 「リピート」が有効な時、再生が最後のフレームに達した時、最初のフレームにポジションがジャンプします。

タイムライン

タイムラインは1秒当たり30フレームに分けられた時間を表示します。フレームは分離されたタイムラインのポジションを選択しやすくするためにあります。アニメーションはタイムラインが表示するより高いまたは低いフレームレートで再生でき、キーはタイムラインフレームの間に設定できます。

オレンジ色のダイヤモンドは少なくとも1つのキーがあるフレームを示します。オレンジ色の垂直線はアニメーションの最後のキーを示し、アニメーションの持続時間を決定します。

マウスホイールをタイムライン上でスクロールすると、タイムラインをズームインまたはズームアウトします。ドープシートの左下にあるズームスライダーは現在のズームレベルを示し、ドラッグすることができます。ズームスライダーの右には「ズームキー」ボタンがあり、タイムラインをズームするため全てのキーが表示されます。

エディターエリアのパンニングと同様、マウスの右ボタンでドラッグすると、タイムラインが左右にパンします。

タイムラインポジション

現在のタイムラインポジションはシアン(青緑)色の垂直線と下向きの三角形により示されます。新しいタイムラインポジションは左クリックまたはドラッグで設定できます。タイムラインのドラッグは「スクラビング」と呼ばれ、スケルトンポーズが時間の経過とともにいかに変化するかを迅速に閲覧できる方法です。

「shift」を押さえて、タイムラインをクリックまたはドラッグしてフレームの間のタイムラインポジションを設定します。スクラビングしながら、アニメーションがスムーズに補間するかを観察することができるため便利です。

リピートが有効な時、タイムラインのスクラビングが最後のフレームを越えるとポジションが最初のフレームにループバックしますが、これにはスクラビングが最後のフレーム前でスタートする必要があります。これによりスクラビングはアニメーションのループに使用できます。もしこの行動が希望されない場合、スクラビングを最後のフレーム後にスタートするか、リピートを無効にしてください。

現在のタイムラインポジションは「現在」ボタンの横にも表示されます。フレームナンバーを入力し、「enter」キーを押すと現在のタイムラインポジションを設定できます。フレーム間のポジションを設定するために小数点を入力することもできます。「現在」ボタンが有効な場合、ドープシートは再生中自動的に水平方向にスクロールします。

キー

  アニメーションのキーはタイムラインの下の横列にも小さな色付きの矩形として表示されます。各キータイプに独自のカラーが使用されます。白いキーはそのポジションで複数タイプのキーであることを示します。

タイムラインと同様に、キー部分を左クリックするとタイムラインポジションを設定し、右マウスボタンでドラッグするとタイムラインを左右にパンします。マウスホイールをキーの上でスクロールすると、上下にスクロールします。

最初の横列はアニメーションオーバービューでこれ以下の全てのキーを表示します。アニメーションの名前も表示されるので、ツリー内でこれをショートカットとしてクリックしてアニメーションを選択することができます。

2番目の横列はボーンオーバービューで、ボーンの横列をグループ化します。マイナス(-)、プラス(+)または「折り畳み」、「展開」ボタンをクリックすることで折り畳んだり、展開することができます。折り畳んだ時、横列はボーンの全てのキーを表示します。ボーン名をショートカットとしてクリックすると、エディターのボーンを選択することができます。選択を切り替えるには、「ctrl」 (Macの場合「cmd」)を押します。

3番目の横列はスケルトンの1側面のキーを表示します。横列名はクリックすることができます。トランスフォーム列はボーンとトランスフォームツールを選択できるショートカットです。他のタイプの列はツリーのエディターエリアで適切なアイテムを選択します。選択を切り替えるには、「ctrl」 (Macの場合「cmd」)を押します。

 キー間の直線は線形トランジッションを示します。キーの間で少しカーブしたラインはベジェ曲線トランジッションを示します(詳しい情報はグラフビューをご覧ください)。キーの間に線がない場合、両方のキーが同じ値であるステップトランジッションか、トランジッションのないキータイプを示します。オーバービューの横列は決してキーの間に線を表示しません。

コンテンツ

エディターエリア選択が空、または選択されたアイテムにキーがない時、ドープシートはすべての横列を表示します。キーがあるアイテムが選択された時はそのアイテム列だけが表示されます。これは複雑なアニメ―ションの場合、ドープシートに不必要なアイテムを表示しないためです。ドープシートに希望の横列が含まれると、ドープシートの横列変更を防止するために「ロック」ボタンを押すことができます。  

「リフレッシュ」ボタンはエディターエリアで選択するドープシート列を更新します。「ボーン選択」ボタンは現在のドープシート列のボーンを選択します。

プロジェクトに複数のスケルトンがある時、ドープシートコンテンツの動作は多少異なります。何も選択されていない時に全ての横列を見せる代わりに、最後に選択されたスケルトンの全ての横列を表示します。

その他の横列

ドープシートの横列の中にはイベント列や表示順序などボーンに関連しないものがあります。これらの列はノード内で可視性ドットをクリックして非表示にされていない限り、ドープシートの一番下に表示されます。

選択

単一のキーは左クリックを使用して選択します。左クリックはタインラインポジションをキーのポジションに設定する時にも使用します。タイムラインポジションを変更せずにキーを選択するためにクリックする時は、「ctrl」を押さえます。複数キーの選択や選択キーの選択解除のためにクリックする時も「ctrl」を押さえます。オーバービュー列でキーを選択すると、その下のキーを選択します。

キーをクリックした時ドープシートがロックされている場合、エディターエリアでキーに適切なアイテムが選択されます。これにより簡単にタイムラインポジションにジャンプしてキーを変更することができます。

ボックス選択は空白のスペースで左マウスボタンを押してドラッグすることで実行します。キーの一番上から始まるボックス選択を行うには、左マウスボタンを押す前に「ctrl」を押さえます。また複数ボックス選択は「ctrl」 (Macの場合「cmd」)を押さえることで実行できます。

キーの操作

フレームを変更するためには選択したキーを左右にドラッグするとフレームにキーの効果が生じます。ドラッグ中に「shift」を押さえると、キーがフレームの間に配置されます。

コピー、カット、削除、貼り付け

左から右へ:

  1. 「コピー」 選択したキーをクリップボードにコピーします。コピーは「ctrl+C」 (Macの場合「cmd+C」)を押すことでも実行できます。
  2. 「カット」 選択したキーをクリップボードにコピーし、削除します。カットは「ctrl+X」 (Macの場合「cmd+X」)を押すことでも実行できます。
  3. 「削除」 選択したキーを削除します。削除はキーボード上の「削除」を押すか、キーを2重クリックすることでも実行できます。
  4. 「貼り付け」 貼り付けは現在のタイムラインポジションで最後にコピーしたキーを貼り付けます。貼り付けは「ctrl+V」 (Macの場合「cmd+V」)を押すことでも実行できます。

トランスフォーム、カラー、アタッチメントとフリップキーは貼り付け前に他のボーンを選択することで、他のボーンに 貼り付けられます。

スケーリング

選択したキーのスケールを変更するためにはボックス選択の左端または右端をドラッグします。フレームの間にキーを配置する間、「shift」を押します。キーのスケーリングは選択したキーの間のタイミングを増加または減少します。アニメーションオーバービュー列に使用すると、スケーリングはアニメーション全体の継続時間を増加または減少することができます。

スケーリングは左端を右を越した所に移動する、または右端を左を越した場所に移動することでキーの順序を逆にすることができます。

キーシフト

「キーシフト」が有効にされ、キーが移動されると移動したキー以降のキーは全て移動されます。「キーシフト」は「alt」(Macでは「オプション」)を押さえることでも使用できます。 キーが移動された後、キーのタイミングを影響せずにキーの間のタイミングを調整するために便利です。

キー調整

「キー調整」は複数のキーを1度に編集します。「キー調整」が有効になると、エディターエリアに存在するボーンを操作するために、「回転」、「トランスレート」、「スケール」または「ポーズ」ツールが使用されます。選択部分に選択された全てのキーは同じ量だけ調整されます。

例えば、あるボーンに0、50、85度という3つの回転キーがあります。 これらのキーがドープシート内で選択され、「キー調整」が有効にされます。ボーンを15度回転するために「回転」ツールを使用します。「キー調整」は選択した複数キーに15度追加して15、65、100度になるように変更します。

アニメーションに複数キーに定義されるムーブメントがある時、「キー調整」は各キーを編集することなく全体のムーブメントを調整します。

キーオフセット

オーバーラッピングアクションはアニメーションを自然に見せる重要なアニメーションの原則です。例えば、腕と脚が常に同じフレームにキーが作成されると、ロボットのような動きになります。これを修正するには腕キーを脚キーより少し前か後にオフセット(移動)します。

キーをルーピングアニメーション内でオフセットする時、アニメーションの開始と終了に追加のキーを設定し、アニメーションの外でキーオフセットをカット・貼付けする必要があります。「キーオフセット」はループするアニメーションのオフセットをとても簡単にします。

「キーオフセット」が有効になり、色々なタイムタインポジションのキーがアニメーションの終了以降または開始時に移動されると、キーはアニメーション内部にとどまるためにラップします。またキーはループムーブメントを維持するためにアニメーションの開始と終了に設定されます。

下記のイメージでは「キーオフセット」が有効で、キーが右方向、アニメーション終了以降に移動されています(オレンジ色の垂直線)。フレーム3と7で終了したキーはアニメーションの開始に折り返されます。アニメ―ションループによりムーブメントが分離された場所の開始と終了部分に新しいキーが追加されます。

「キーオフセット」は回転、トランスレート、スケールキーのみに有効です。他のキーが選択に含まれても「キーオフセット」は適用されません。

ルーピング(Looping)

「リピート」が有効になると、再生がフレーム0から(表示されるアニメーションを有するスケルトンの中で)キーを持つ最高フレームまでリピートされます。最後のフレームはドープシートでオレンジ色の線により示されています。ルーピングは「リピート」が有効になると、選択された部分のアニメーションだけがリピートされるように開始と終了フレームを設定します。この設定は再生リピートだけを制御し、アニメーション毎には保存されません。

開始フレームを設定するには、タイムラインポジションを設定し、「ループスタート」をクリックします。終了フレームを設定するには、タイムラインポジションを設定し、「ループエンド」をクリックします。タイムラインが緑のマークとフレームナンバーを使用してループされる部分を表示します。ループ部分をクリアするには、「ループスタート」または「ループエンド」を2回クリックします。

オートキー

オートキーが有効になると、変更が起きた時にキーを自動的に作成します。これは便利ですが、不必要なキーが作成されないように注意が必要です。

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